お重購入！まもなくお正月

今年の誕生日は、前々から欲しいと思っていたお重を買わせてもらうことに。

以前ドキンちゃんが、ディーン＆デルーカのおしゃんティな白いお重を購入されてたのを見て、白もかわいいなぁ、なんて漠然と思っていたんですが…。

ネットであれこれ見はじめて愕然。

重箱って、こんなにあるのか！！！
蒔絵の施された超豪華な重箱から、お弁当箱感覚のプチプラ重箱まで。デザインも和風洋風ありとあらゆるものがあり、もちろん金額もウン10万円～1000円台まで千差万別。

ぼんやり、かわいいのがいいなぁ～、なんて程度じゃ全く決められません！

そこで、自分が一体どんなものが欲しいのかを改めて考えることに。

・3段
・白や赤など、明るい色がいい
・収納がかさばらないのがいい
・日本製


最終項目の、日本製…から、とりあえず思い付く塗りの産地＋重箱をネットで検索しているうち、故郷和歌山にも『根来塗』や『紀州漆器』といわれる塗りものがあるやん！と、そこに絞って決定。



和歌山の、島安汎工芸製作所さんの重箱。三段サイズが違いますが、切溜といわれるもので、使わないときは入れ子にして収納できるようになっています。
色は真っ白ではなく、アイボリーなのも気に入りました。

うるし塗りというと、手入れが大変とか聞きますが、ぬるま湯、柔らかいスポンジで洗ったら布巾で二度ぶきするだけ。
実家の重箱も塗りものでしたが、40年近くほぼ剥がれもヒビもなく、まだ十分現役です。

『和食』が世界無形文化遺産に登録されたニュースは記憶に新しいですが、『守らねばならない』は、『失われつつある』の裏返しだと思います。
お節や節目の祝い膳、ひもとけば面白く、連綿と続く歴史やことばを身近に感じる機会になるのではないでしょうか。

ももんも年末は夫の実家でお節の手伝い。もう少し大きくなったら子どもも一緒に作れたらいいなぁと楽しみにしています(*´ω｀*)