♪熱が出たりすると〜わか〜るんだー
僕には身体が〜あるってーことー
BUMP OF CHICKENの『supernova』に乗せてお送りする、本日のハチマタ。
私、体調不良になるとこの曲を思い出します。
そう、熱が出たり鼻が詰まったりしないと、身体があって呼吸をしていることなんて、忘れちゃうんです。
で、先日来の私。
頭はガンガン吐き気はゲーゲー目眩フラフラおまけに膝まで痛い!←最後のは痩せれば治る
朦朧としながら某総合病院の救急へ。
診察室に入ると、多分若い男性医師。
コンタクトもメガネもないと、私なんにも見えません。
詳しく状況を話して、そこでドクターが1言。
「今聞いた限りでは、胃腸風邪からの嘔吐、または髄膜炎が疑われます。とりあえず採血をして、それから点滴をしましょう」
で、別室に案内されるとそこはバックヤード。
テキパキ交わされる業務連絡と…
「センセーイ、これ何て読むかわかりますぅ?」
「えぇーなんだろ?○○?」
??
なんだこの、見えない目にも見える、黄色いキャピキャピした空気…。
そして、さっきより明らかに緊張しているドクター…。
ん?ドクターが採血すんの?
「じゃ、腕、しばりますねー」
ゆるくね?
これじゃ、血管出ないよ。
「血管…血管…出ないな…」←ペシペシ腕叩きながら
出ないよ。だってこのゴム腕にユルユルだもの。
そしてわらわら集まる若者たち。
私、ももんは悟った。
こいつらは見習いだ…!!
ERだからといって、ジョージ・クルーニーみたいな苦い男前が居るわけではないのだ。
頭痛が増し、吐気と熱にクラックラしながら私は耐えた。ジョージ・クルーニーだったらきっとあっという間に採血してくれるのに、このお兄ちゃんたちは私の血管さえ見つけられてない…!!
「じゃ、ここ行きます?ここ、ありますよね?」
「ここ、筋じゃない?」
「じゃあ、ここ…。はい、チクっとしますよ 1 2 3…(腕の中で針をさらに刺してグリグリしながら)うーん、ないなぁ…」
イタタ…
「あ、スイマセン一旦抜きますね」
くそぉ、ジョージ、頼むよ。
もうこうなったら、おさるのジョージでもいいよ…。
こいつら血管探しを、徳川埋蔵金探しだと思ってるよ…。
この糸井重里め!!!←糸井重里関係ない
さすがのももんさんも、長引く体調不良にいつもの勢いはなく、
「あーら、おニイさん初めてぇ?ほぉら、これがアタシの動脈♡」
なんて下世話なネタをぶつける元気もなく(元気でもしません)、ただただ耐えるのみ。
そのうち少年血管探検隊は音を上げ、「トゥーディフィカルト」「トゥーディフィカルト」といいながら歳かさの医師に血管探しを託し、まぁその医師もさほど上手くはなかったですが…なんとか点滴を入れてもらえました。
2~30分で済む、との説明でしたがここまででサクッと1時間。
確実に私、悪化してます…。
結果、とりあえず入院。
点滴3パック半使って、なんとか回復。
この日は1日、何も食べられず、飲んだものはすべて吐いていた私。
さぞや翌日の朝食は胃にこたえ、ちょっとでお腹いっぱい!になるだろうと思っていましたが…。
普通食、普通に完食。
いやいや、点滴のちからってほんとすごい!
ちょっとやそっとで小さくならない、私の胃袋もゴイスー。
一応血液検査では病気は見つからず、風邪かウィルス性の髄膜炎からの脱水症状だろうということで、あとは自宅で静養すべしと早々に退院することができました。
ま、思えば私の血管が細いのもいけないんだよね。腕が細けりゃあんな苦労しないもんね。
少年血管探検隊の皆さん。どうかこんな腕の太いゴリラに屈することなく、強いメンタルと鋭い感性を磨いて名医の途を歩んでください。
でも、次に私を診てくれる時は、採血はベテランの看護師さんにお願いします。。。
皆さんも熱中症対策、エアコンの寝冷えからの夏風邪対策などなど、夏場は体調を崩さないための対策が必要ですよ〜。元気にお盆休みを楽しんでくださいね♪
↑ももんさんの熱中症対策。左はこの辺じゃ絶対買えない、和歌山の梅干しをさらに干し固めたやつ。右はフードオアシスあつみ 豊川宿町店で購入。これは昔の飴の味がして美味し♡